5月に入ってから仕事が落ち着き、少しゆっくりすることができた。天気が良い休日を使って畑や庭の手入れ、ストーブ用の薪の準備などもでき、気持ちいい汗をかいた。

ゴールデンウィーク前後から、自宅の畑で自家消費用の野菜の種まきや苗の定植をしてきた。特別な品種ではなく、小松菜・ホウレンソウ・水菜などのポピュラーな葉野菜、ミニトマト・なす・ピーマン・オクラ・とうもろこし・枝豆など定番の夏野菜、それにじゃがいもとネギなどだ。葉野菜はちょうど今が食べごろで、毎日食卓に並んでいる。

5月は比較的晴天が多く、畑の土はすぐに乾燥してしまう。野菜の良好な生育には水やりが欠かせない。自然の降雨には敵わないが、まめにじょうろで水を運んで与えれば、相応に育ってくれる。

作物と関わる農業から企業経営について学ぶことはかなり多い。種まきと水やりは、新規事業開発や人材育成に通じるものがある。手間をかければ時間の経過とともに、事業も人材も成長する。そこにも自然の摂理があるように感じる。そう感じつつ、自身のコンサルティングも、しっかり種をまき、水を与えていきたいと思った。