8回目の開業記念日を迎え、中小企業診断士の活動も9年目に入ります。
平素よりお世話になっている皆さまには、改めて御礼申し上げます。

今年の前半は、新型コロナウィルス感染拡大に何らかの制約を受ける場面があったものの、これまで経験したことがない状況の中で、さまざまなことを考えたり、学ぶことができたことを収穫として前向きにとらえています。

最近は「オンライン」に触れる機会が増え、オンラインセミナーも何度か受講しています。今までは東京まで出張してセミナーを受講することも多かったのですが、オンラインであれば地方在住がハンデにはならず、時間や経費の負担もほぼなくなります。他方で、世の中がどう変動しているのかをリアルに体感できる機会が減ったことはマイナスです。
そんな中でも、私にとっての恩師とも言える方のオンラインセミナーを先月視聴しました。ネットを通してではあるものの、10年ぶりに直接お話しを聴くことができました。10年前に学んだ原理原則なども思い出しつつ、コンサルタントとしてのスタンスを改めて考える貴重な機会にもなりました。
恩師の話を通して、支援者ではあるコンサルタントは、何らかの「変化」をもたらしてこそ価値があることを改めて確信しました。変化はさまざまな段階で促すことができます。経営者や社員に「気づき」をもらたすことで起こる意識や行動の変化、その変化をトリガーとした組織の仕組みさらには文化の変化、さらには望ましい企業像への変化・・・・・それぞれの変化の難易度は異なりますが、コンサルタントしてそうした変化にどのように貢献することができるのか、9年目も探求していきます。

今後とも、ご支援、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。